【傘を買え】雨が降った時は歩く?走る?どっちが濡れない??
皆さん、こんにちは。
すなです。
本日はいつもとは一風変わった内容です。
「雨が降っている時は歩くのと走るのでは、どちらがより濡れないか」というテーマを検証したいと思います。
歩くのと走るの、どっちが濡れないん??
僕が住んでいる地域では昨日の夜から雨が降り出しました。
天気予報だと、明後日までずっと雨が続くらしいです。
今日も雨だったので、傘を差してアルバイトに行きました。
アルバイトが終わって帰るときに「濡れたくないから、走って帰るか」と思ったのですが、
「実際、雨って歩くのと走るのどっちの方が濡れないん?」
と疑問に感じたため、今回はこれを検証してみました。
実験のルール
皆んなに理解してもらえるように、まずは分かりやすく説明します。
全ての条件を当てはめるのは不可能に近いので、今回は次のように条件を絞りました。
- 雨が降る量が変化しない
- 風が吹いていない
- 地面からの跳ね返りや水溜りに足を突っ込むなどその他の原因を考えない
これらを条件にした上で、人間を直方体と見立てて雨の中を移動したときに濡れる量を考えました。
2つの濡れ方
雨の中を移動する直方体を次に2つに分けます。
- 正面から濡れる量
- 上から濡れる量
正面から濡れる
まずは直方体が正面から濡れることを考えてみましょう。
直方体は正面に移動すると目の前の雨粒に触れて濡れます。
このとき直方体はどれだけ速いor遅いスピードで移動しても、移動した先に同じ雨粒が存在します。
結果正面から濡れる量に移動する「スピード」は関係なく、移動する「距離」が関係します。
ボルトが走ってもデブが歩いても、同じ100mを移動すれば、到着する時間が違うだけで、正面は100m分の雨に濡れます。
(言葉悪くてすみません笑)
【正面から濡れる量は「移動する距離」が関係する】
上から濡れる
今度は同様に直方体の上面が濡れることを考えます。
直方体は正面に移動すると、真上の雨粒を回避できます。
しかし移動先には別の雨粒が待っているので、結果としては濡れてしまいます。
この様に、どんだけ速いor遅いスピードで移動しても、上からの雨に濡れる量は止まっているときと一緒です。
(コップを頭の上に乗せて歩くのを想像すると、分かりやすいかもしれません。)
つまり、上から濡れるときに大事なのは「雨の中に何分いるか」が大事になります。
1時間かけて家まで走って帰ったら、上面は1時間分の雨に濡れます。
5分かけて家まで歩いて帰っても、上面は5分ぶんの雨にしか濡れません。
【上からの雨は「移動する時間」が関係する】
今の2つの結論をまとめると、
- 正面からの雨には距離が関係する
- 上からの雨には時間が関係する
です。現在地から家までの「移動距離」は決まっているので、歩いても走っても正面から濡れる量は変わりません。
しかし、現在地から家までの「移動時間」は走る速さで変わります。
走れば、その分短くなるし、歩けばその分長くなります。
結論:走った方がいい。
正面から濡れる量は走っても変化しないけど、上から濡れる量は走ると少なくなるから、「走ろう!」が正解。
です。
定量的な解説
めちゃくちゃ最低限の定量的な解説をします。理系の方はご覧ください(笑)。
上の導出で、
- 正面が濡れる量は距離に依存し
- 上面が濡れる量は時間に依存する
と分かった。
直方体の上面が単位時間あたりに濡れる量をn上、正面が単位長さあたりに濡れる量をn正とする。
移動にかかる時間をt、移動する距離をLとする。
直方体が雨に濡れる総量をNとすると、次の式が成立する。
N = n上t + n正L
このときLは定数であるため、濡れる総量Nをより小さくするためには、tを小さくすればよい。
本当はもう少ししっかりめの導出も見つけたのですが、数式をブログに書き起こすのが億劫だったのでこれくらいで許してください(汗)。
走った方がいいなんて
いかがだったでしょうか。
個人的には、走っても歩いても「変わらない派」だったので、歩く速さで濡れる量が変わるのにはビックリです。
皆さんもぜひ、傘がないときは走りましょう。
それかタクシーで一緒に帰りましょう。
それではまたお会いしましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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